2011年8月アーカイブ

グラビアや平版オフセットでカラー部があらかじめリサイクルインクで印刷された巻取紙の、カラー印刷部以外の部分に、凸版輪転機で記事部分を刷る方式が行われた。


広告スポンサーの要求によって、新聞の多色刷りに拍車がかけられました。


新聞印刷の全般的な動きとしては、版の脱鉛システム、脱重量化の進行とともに、CTSに適した印刷方式、例えば平版オフセット化が進められています。


その顕著な例として、活字を1本も保有しないで、全部電算植字で行っている新聞社も出現しています。

ニュースを読者に速く知らせるために、新聞の印刷はスピードが最も重視されます。


長い間、活字組版から紙型鉛版による凸版輪転印刷で行われてきました。


これが、昭和30年代半ばから、次のように新しい方式が取り入れられてきました。


(1)昭和30年代半ばから、本社で大組した1ページの清刷りをファクシミリで地方に送り、受信側ではこれをフィルム上に再現して平版オフセット方式で印刷した。


(2)または、これらのフィルムから金属に凸版製版して、凸版直刷り印刷が行われた。


(3)既設の凸版輪転機を改造して、平版ダイレクト印刷(ダイリソ)方式が行われた。


(4)最近では製版のシステム化、輪転機の高速化と周辺機器の改良が進み、さらに編集部門にコンピュータと電算写植機が導入され、1ページを組んでしまうフルページ写植機も稼働し、CTSによる編集から発送までのスピードアップが実現しています。


(5)新聞の多色刷りについては、東京オリンピックを契機として本格化された。


すなわち、紙型鉛版法による多色刷りには限界があることから、亜鉛凸版直刷りによるキヤノン トナーやカラー印刷が開発されたのです。