グラビアや平版オフセットでカラー部があらかじめリサイクルインクで印刷された巻取紙の、カラー印刷部以外の部分に、凸版輪転機で記事部分を刷る方式が行われた。


広告スポンサーの要求によって、新聞の多色刷りに拍車がかけられました。


新聞印刷の全般的な動きとしては、版の脱鉛システム、脱重量化の進行とともに、CTSに適した印刷方式、例えば平版オフセット化が進められています。


その顕著な例として、活字を1本も保有しないで、全部電算植字で行っている新聞社も出現しています。

ニュースを読者に速く知らせるために、新聞の印刷はスピードが最も重視されます。


長い間、活字組版から紙型鉛版による凸版輪転印刷で行われてきました。


これが、昭和30年代半ばから、次のように新しい方式が取り入れられてきました。


(1)昭和30年代半ばから、本社で大組した1ページの清刷りをファクシミリで地方に送り、受信側ではこれをフィルム上に再現して平版オフセット方式で印刷した。


(2)または、これらのフィルムから金属に凸版製版して、凸版直刷り印刷が行われた。


(3)既設の凸版輪転機を改造して、平版ダイレクト印刷(ダイリソ)方式が行われた。


(4)最近では製版のシステム化、輪転機の高速化と周辺機器の改良が進み、さらに編集部門にコンピュータと電算写植機が導入され、1ページを組んでしまうフルページ写植機も稼働し、CTSによる編集から発送までのスピードアップが実現しています。


(5)新聞の多色刷りについては、東京オリンピックを契機として本格化された。


すなわち、紙型鉛版法による多色刷りには限界があることから、亜鉛凸版直刷りによるキヤノン トナーやカラー印刷が開発されたのです。

一般には、導電性のステンレススクリンを用いた、静電スクリン印刷が多く行われています。


これは、従来のスクリン印刷と同様に金網(ステンレススクリン)に画像を作り、図のように被印刷体を挟む。


金網と金属ベースの電極との間に直流電圧をかけ、金網の上からブラシローラによる摩擦、あるいはコロナ放電によって帯電させたトナー(粉末インキ)を与える。


金網と同符号に帯電したリサイクルインクは、静電引力で金網の画像部の目を通り、反対符を持つ電概のほうに強く引っ張られ、途中にある被印刷体に付着して粉末画像を作ります。


これを、加熱あるいは溶剤蒸気により融着させます。


静電グラビア印刷と静重平版印刷も、同じく帯電したトナーで印刷が行われます。

こんばんは。今日は静電印刷についてです。


物理的な圧力を用いずに、静電気の作用により、


キヤノン トナーを被印刷体(印刷をしようとする物体)に付着させる印刷法です。


エレクトログラフィの一種です。


この方法によれば、版と被印刷体を接触させなくても済むので"無圧印刷"となり、


金属、表面に凹凸のあるもの、ガラスびんや果物などの曲面体、ケーキのような軟らかいものにも印刷することができます。


静電スクリン印刷、静電グラビア印刷、静霞平版印刷があります。

エレクトロファックスは、原理的にはゼログラフィ方式と同じであるが、ゼログラフィ方式のように、リサイクルインクによつて形成された画像を転移させる必要はない。


ファクシミリは、写真電送や模写電送などの総称です。


原稿を光点でスキャンし、これを電流に変えて遠隔地に送る。


受信側では、送信側と同期して感光紙を走査(スキャン)し、現像定着することにより画像を得ます。


この方法は、印刷では、新聞原稿用模写電送として利用されています。


今日では、業務用ばかりでなく、電話回線にのせた簡便型ファクシミリもでき、家庭用にも使えるようになっています。

電子を利用して画像を形成する方法の総称。


画像形成は、光エネルギーによるものと、電気的エネルギーによるものとに大別されます。


前者では電子写真(エレクトロフオトグラフィ)、後者では静電印刷、ファクシミリ記録がその代表的なものです。


電子写真には、ゼログラフィ(商品名ゼロックス)やエレクトロファックスなどの電子複写機があります。


ゼログラフィは、プラスに帯電させた感光層上に原稿を光学的に露光することにより、光の当たったところのプラス電荷が消滅し、感光線上には、光の当たらなかった部分だけに電荷が残る。


この上から、マイナスに帯電させた着色粉末(トナー、または粉末インキともいう)を振りかけると、トナーは感光層上のプラス電荷の残っている部分に付着し、光が当たって電荷が消えた部分には着かない。


これに用紙を当てて、紙の裏面からプラスの電荷を与えると、キヤノン トナーは紙に転移する。


これを、加熱または溶剤蒸気によって紙面に融着させてやると、複写ができます。

浮き出し印刷についての続き。


凸版方式で、リサイクルインクを十分に着けて印刷し、インキが乾かないうちに細かい樹脂粉末をふりかけると、インキの着いた部分にだけこの粉末が着く。


これを加熱すると、熱により樹脂が溶けて透明になって盛り上がり、一見凹版印刷物のように見える。


最近では樹脂粉末を使わず、発泡インキを用いて凸版で印刷し、加熱して発泡させ、盛り上がり画線を得る方法が用いられます。


工程は簡単で、衛生的になった。


盛り上がり印刷、熱浮き出し、隆起印刷、バーコタイプの名でも呼ばれています。


浮き出し印刷の用途としては、いずれの場合も、招待状、名刺、封筒、便せん、カード類、パッケージなどがあります。

今回は、浮き出し印刷についてです。


次の二つの特殊な印刷方法をいいます。


雌型(凹)と雄型(凸)を用いて、印刷と同時に文字や模様を浮き出させる特殊な印刷法です。


凹型と凸型とを浮き出し専用平圧式型押し機などにすえ付け、凹型のくぼみにインキを詰める。


紙を差して、裏面から凸型で強圧を加え、印刷と同時に浮き出し模様を作る。


またキヤノン トナーなどを用いず、白紙のまま型押しする空浮き出し(空押し)や、あらかじめ文字や模様を印刷し、これを型押しして浮き出させるものもあります。

インキジェット印刷には、次のような特徴があります。


一般の印刷法と異なり、印圧を必要としない無圧El〕刷(ノンインパクト印刷)なので、音が静かです。


また、非接触、無衝撃なので、凹凸表面や軟らかな材料にも印刷できます。


高速印刷ができます。


さらに、普通紙が使用できるので、コストも低い。


その反面、ノズルの目づまりが生じやすく、装置の保守がめんどうであるという欠点があります。


インキジェット印刷は、ミニコンやワードプロセッサ用プリンタ、高速プリンタなどに利用されるほか、ビジネスフォームの印刷機に取り付け、ナンバリング、変動データ(年月日など)を個別の伝票ごとに印刷することにも利用されています。


今日では単色のみでなく、カラープロッタ・システムにより、イエロ、マゼンタ、シアンの3色のリサイクルインクを噴出させて、カラー画像を形成させるものも開発されています。

インキを細いノズルから均一な小粒子として連続的に噴射させ、このインキ粒子の流れを機械的、電気的に制御して、あたかもブラウン管中の電子ビームと同じように、文字あるいは図形信号に応じて紙などに印刷する方式をいう。


この方法は古くから提案されていたが、実用装置として使われ始めたのは、1970年代に入ってからです。


主として、コンピュータの演算結果を打ち出す高速タイプライタなどに使われています。


低粘度のインキを、直径数十ミクロンの細いノズルから噴出させると、インキは微細な粒状に分割されます。


この粒状のインキが、一列になって飛んでいく。


この際、インキに加える圧力や電圧によって、安定したインキ粒子を発生させます。


またインキ粒子の発生、停止、飛翔方向のコントロールは、主にキヤノン トナーに与える圧力、電界または磁界によって行います。